みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

書評を寄稿いたしました

先日、ブックレコメンドさまのホームページにて

book-recommend.com

という書評記事を寄稿させていただきました。

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久しぶりに書評記事を書いて気づいたのは

「やっぱり、本についての記事を書くのが好きだな」

ということ。

 

「〇〇という本があってね、こういうところが面白くて! で、次に読むならこの本もおすすめ!」

 

と、話せる場があることのありがたさを

しみじみと感じました。

「好きな本の話していいよ」という場を

設けていただいた以上、

質のよい書評が書きたくて、

今は「書評」について勉強中です。

 

参考にしている本はいろいろとあるのですが、

中でも印南敦史さんの『書評の仕事』と

三宅香帆さんの『推しの素晴らしさをかたりたいのに「やばい!」しかでてこない

をメインの教科書としています。

 

どちらも一度は読了済みなのですが、

二度、三度と読み返すことで

「あ、ここはこうすればいいのか!」と

第三の目がカッ! と開くような感覚があり、

自分の成長にも繋がっています。

 

いつか、私も書評家として連載を

持ってみたいので、勉強と実践、

がんばります!!

 

 

 

表現する難しさ

読書が好きで、読み終わると「この本はこんなに面白いよ!」と言いたくなる。

書評を書いたりするが、最近は「何かを表現する難しさ」を痛感している。

「私は、この本の面白さを本当に伝えられているだろうか」

そう疑問に思いだすと、自分の粗ばかり見えてくる。実際、粗ばかりなのだから心臓が痛い。

いかんいかん、今年は減点方式で物事を見るのはやめようと決めたのに。

でも、私の書く書評の良さはどこだろう?

文章の読みやすさかな? とも思うが、それはただ「ふーん」で終わる文章になってるだけなのかもしれない。

私の文章には引っかかりがないのだ。

心のアンテナにビビッとくるやつが足りない。

 

難しい、難しいと唸る日々。

レコードのある暮らし

 生まれた時から我が家にはレコードがあった。

 だが、物心つく頃には、CDというもの(当時は8ミリCDという小さなものが主流だった)がすでに存在していた。

 子供には取り扱いの難しいレコードよりも、簡単に操作できるCD(やカセットテープ)の方が断然良いと思っていた。

 けれど、ここ数年レコードの魅力に気づいた。

 まだレコード歴は浅いので、取り扱いにはいつも不安だし、「このレコード、回転数いくつだったっけ?」とど忘れすることも多々ある。

 レコードとレコード関連の音楽機器はすべて父の部屋に揃っている。

 父が働いていた頃は、誰もいない部屋でレコードと戯れることができたが、父も定年を迎え、部屋にいることが多くなった。

 

 静かに、一人でレコードと戯れたい。

 そんな願いが塵のように積もっていく。

 そこで、私は腹をくくった。

 父のようにお金をかけたレコード環境は作れなくても、自分のレコードとレコードプレイヤーを持とう。

 

 偶然、You Tubeで見かけて以来気になっていたレコードプレイヤーがある。

 

 スピーカーが内蔵されており、木の素材が素朴な、アイオンのレコードプレイヤー。

 初めてのレコードプレイヤーは、この子に決めていた。

 

 そして肝心のレコード。

 これは好みのレコードが集まるまでは、父のコレクションを共有することになる。

 幸い、父のコレクションの趣味は私と似通っている。

 だからレコードは後々購入していこうと思っていたが、偶然ネット検索していたらAdoさんのアルバムが今月レコードとして発売されると知り、彼女の歌声が好きな私は速攻で予約した。

 

 

 

 商品が実際に届くのはもう少し先だが、今から届くのが楽しみだ。

 早く、自分の部屋でレコードと戯れたくてうずうずしている。

頭の中が騒がしい時の処方箋

激しい寒暖差のせいですかね。

頭の中が騒がしい。

自分の部屋に一人でいるのに、都会の街中にいるみたいでフラフラ〜。

不安なことばかり頭に浮かんで、思考酔いしてしまう。

 

そんなときの私の処方箋は、

 

  1. 好きな香りを楽しむ
  2. 元気の出る音楽(プレイリスト)を聴く
  3. 本を読む(後述)
  4. 寝る!

 

です。

1から3を試しても駄目なときは、最終的に寝るのが最強!

 

今回は、この中から『3.本を読む』について、おすすめの書籍をご紹介します。

 

1冊目は、読みやすくてメンタル強めになる漫画、『メンタル強め美女白川さん』!

 

今月、新刊(4巻)も出るのでこの機会に全巻そろえるのもありかと!

 

私はまだまだメンタル強め美女じゃないけれど、漫画を通して伝わってくる「すべての女の子へのエール」が素敵です♡

他人からの陰口、嫌味、マウント……すべてにっこり笑顔で跳ね返しちゃいましょう!

 

2冊目は、騒がしい頭の中を混沌と笑いに変えるエッセイ『イルカも泳ぐわい。』

 

コンビ芸人、Aマッソのネタ担当、加納さんの書いた初エッセイです。

Aマッソのネタさながら、混沌で、笑ってしまう。

思考酔いした頭に、ちょうどよい。

「何言うてんねん」とツッコミたくなるのに、一周回って愛おしくなります。

 

最後は、自分の「好き」なことと、とことん向き合うための『可愛いままで年収1000万円』

 

本書は、お金の稼ぎ方ではなく、自分の理想とする働き方や暮らし方を見直す機会を与えてくれます。

「こうあるべき」という固定概念を取っ払い、純粋な子供のような思考に立ち返るのも、定期的に必要です。

 

私なりに考えて3冊の本を紹介してみましたが、気になる本、役立ちそうな本はあったでしょうか?

 

少しでも気になる本が処方できていれば、嬉しいです。

気になっちゃうよ! オーディブルくん!

また朝からふざけたタイトルですみません。

しかし、心はもはや通学中の電車で一緒になる他校のあの人に夢中な女学生なのです

(グーパンチで行こうか?)。

 

そんな感じで、Amazonが有料で提供している『オーディブル』(本の朗読サービス)が気になっています。

 

以前一ヶ月ほど無料体験したことはあるのですが、本を聴く読書に慣れてないせいか、内容が右から左へと流れていくという結果に。

「あれー、これ本で読んだ方が記憶に定着するのでは?」と思い一ヶ月で解約したわけですが、今度、手術があり長めの入院をすることになりそうです。

 

入院中、たいてい利き手の甲に点滴が入るので本が読みにくいんですよね。針がズレるので、文字も書けませんし。

 

そうなると長めの入院中の暇を潰すには、聴く読書『オーディブル』がいいのでは? 

 

と、思いついたら気になって、気になって……。

1月も中旬になりましたが、入院前に耳を慣らす意味で、また『オーディブル』加入しようかな〜、と悩み中です。

 

心が疲れてる時

心が疲れてる時は、生活が雑になる。

 

起床後のベッドはぐちゃぐちゃ。

テキトーな朝食をとる。

服もメイクも無難なものに。

 

こういう時に、自分を知っている人は強い。

「心が疲れてるな〜。今日はあれとこれで心にビタミン注入だ!」と自分の心に適切な栄養を与えられうからだ。

 

この心のビタミン剤はとても大事。

私の場合は、「寝る」「お気に入りの本を読む」「好きな飲物とお菓子を食べる」がビタミン剤になる。

 

ただ、「食べる」系は、与えるタイミングを間違えると過食に走ってしまうので注意が必要である。

 

心のビタミン剤は人によって違うので、まずは色々と自分で試してみるのがいい。

私は今日は、新たな心のビタミン剤を探してみよう。

冬に色がつく

冬には色がない。

一面雪に埋めつくされている日などは世界は少し灰色がかった無色に見える。

味気なく、暗い。

 

それが、北海道で生まれ育った私の感覚だ。

ちらちらと降る雪ならまだ可愛げがあるから、わくわくする余地があるがどかどかと雪が降れば一日中雪かき作業に、追われる。

雪かきという作業も、授業で受けるスケートもスキーも嫌いだったから、雪の良さがわからなかったのだろう。

 

高校生の頃に、親戚のいる東京に旅行したことがあった。

東京の冬はその時が初めての体験で、私は心底おどろいた。

冬なのに椿が咲いているのを見つけたのだ。

冬に、花は咲かないものだと思いこんでいた私の目に飛び込んできた鮮やかな椿色。

興奮しながら、携帯で写真を撮った。

よく見ると木にも緑の葉がついているものがある。

 

「東京の冬って、すごい!」

 

高いビルでも、人の多さでもなく、色のついた冬の景色に馬鹿みたく心がはしゃいだのを、今でも思い出せる。