【2月22日(月)】
仕事にはいかず、部屋の中で引きこもる。
やる気も読書欲もでないので、過去に自分が作った同人誌・雑誌を
パラパラとめくって「ああ、やっぱり本はいいな」と実感する。
架空の夫は、こんなだらだらとやる気のない私を見て、嫌にならないのだろうか。
私「架空の夫よ、怠け者と結婚してどんな気分?」
架空の夫「俺は怠け者と結婚したつもりはないよ。時間の流れかたも使い方も人それぞれでしょ?」
私「でもさあ……」
架空の夫「それよりも、アップルパイ作ったけど食べる?」
私「食べるー♪」
私の脳みそは案外お気楽にできているのかも、と思った。
【2月23日(火)】
祝日を良い事に、寝すぎる。
というか、うつ病からくる過眠である。
やりたいことはたくさんあるのに、体力ゲージ少なすぎて泣ける。
ちまちま読んでいた『お探し物は図書室まで』読了。
本書は本屋大賞ノミネート作品だが、この本に私は賞をとって欲しいので、
もしも大賞にならなかったら、眼鏡大賞を受賞してもらおう(なんだって?)。
私「この本読んだら、なんか元気でた!(キャッキャ)」
架空の夫「よかったね、がんちゃん!(キャッキャ)」
【2月24日(水)】
あまりにも自分は怠け者だ。
昨日の元気はどこに行った。
やる気が出なくて、ずーんっと沈み込んだ時は、この本だな、と思い
『怠けているのではなく、充電中です。』
(ダンシングスネル/二〇二〇年 CCCメディアハウス)を開く。
最近の韓国のエッセイ本は、優しいタッチの物が多いので好き。
部屋にずっと引きこもっているので、架空の夫に心配かけないよう
部屋のドアに『充電中です』の貼り紙をしておく。
【2月25日(木)】
またしても仕事を休む。
もうこの仕事向いてないんじゃないか? と心が折れそうになりながら、
『怠けているのではなく、~』を少しずつ読み続ける。
昨日の貼り紙の効力か、架空の夫は私をそっとしておいてくれている。
【2月26日(金)】
体が重くて、布団から起き上がれない朝。
絶望的な目覚め。
今日も仕事休む。
昼頃に調子が戻り、『フルカラー特装版 超訳百人一首 うた恋い。』
(杉田圭/二〇一五年 メディアファクトリー)を読了。
何度読んでも、良い漫画。カラー版も美しい。
5巻の予告はこの時点では載っているのだが、未だ未発売。
5巻読みたいなあ。
今日も架空の夫は、私を一人にしてくれるけど、決して独りにはしないでくれる。
そこにいる空気感だけで救われる。
【2月27日(土)】
今日は本を読まずに、今プチ連載している「春と彩」シリーズの
同人誌を作るにはいくらかかるのか、どのくらいの文章量が必要なのか、
締切はいつか、などなど、架空の夫と一緒に考える。
私「やっぱり装丁は豪華にしたい。でも高いなあ」
架空の夫「うーん、たしかに安くはないけど、それでがんちゃんが幸福になれれば、それでOKじゃない?」
私「私のポケットマネーだからって、テキトーに言うじゃない」
架空の夫「えー、本気で言ったのに」
しょんぼり、な顔をする架空の夫の言葉に実は勇気づけられている眼鏡なので
あった。
【2月28日(日)】
あまりにも外で運動しないのでAmazonで、リングフィットアドベンチャーを
定価でポチる。
プレイ動画を観た感じ、かなりきつい筋トレになりそうだけど、
有酸素運動のフィットボクシングと併用して使いこなしていくぞ!
今日はフィットボクシングのデイリーモード15分とフリーモード10分をしてから、
お風呂に入る。
お湯に浸かってる時、手持無沙汰なので、『人生うまくいく人の 感情リセット術』
(樺沢紫苑/二〇一八年 三笠書房)をパラ読みする。
再読三回目だし、付箋も貼りまくってるけど「ああ、実践できてないな」という
箇所が多々あってお湯の中で反省。
今年は、7つの習慣を含めて色んなことを実践して、失敗して、実践してを
繰り返していこう。
私「架空の夫ー、お風呂空いたよ」
架空の夫「文才が欲しいか」
私「なにをいきなり……欲しい」
架空の夫「それでは、この三冊を読み込むべし」
●まんがでわかる7つの習慣 シリーズ
●書く人はここで躓く!
●めんどくさがりなきみのための文章教室
私「こ、これは私が積み本している本!」
架空の夫「とりあえず、騙されたと思って読もうね」
結構な量にひるむが、やってやろうじゃねえか!!