みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

二十歳じゃないけど、『バースデイ・ガール』を読んでみた


みかづき放送局(2019.11.29)

※物語の内容や結末に触れています。前知識を入れたくない人は

 読了後にご視聴ください※

※動画への高評価やコメント、チャンネル登録お待ちしております!※

 

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どうも、眼鏡です。今回は、Twitter上で開催している #みかづき読書会 にて

プレゼンした村上春樹(著)『バースデイ・ガール』について、少し

おしゃべりしたいと思います。

 

バースデイ・ガール

バースデイ・ガール

 

 

まず、この短編は中学の教科書にも載っていると帯に書いてあって

猛烈に中学生が羨ましく思いました。

なぜなら、この物語が「二十歳の誕生日を迎えた女性の話」だからです。

二十歳の前にこの物語を知っていれば、自分が二十歳になった時に

書店へ走り、女性と一緒に物語を追体験できます。

私も二十歳の前か二十歳の時に出会いたかった~!

でも、物語の核は「誕生日」なので読む年齢はあまり関係ないのかもしれません。

「誕生日」の節目に読むことが重要なんだと思います。

 

こちらの本、読者に物語を考えさせる(広がらさせる)系のお話なので、

妄想、考察大好きな人はより一層、楽しめるかと。

 

私はこの本をプレゼントしてくれた友人と一緒に考察して、

「その発想はなかった!」とお互いに楽しくプチ読書会ができました。

 

この本を読むときは、

 

・女性が願った内容は?

・もしも、自分の立場だったら?

 

の二点を頭の片隅に置いて読むと、楽しいです。