みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『仕事で大切なことはすべて尾崎の小さな本屋で学んだ』(川上徹也/著)

地方民にとって、地元の本屋とは何があっても死守しなければいけない場所である。 大きな書店がいくつもある都会と違って、地方の本屋は店舗数が少ないし、 売り場も小さい。 だが、小さな本屋は地方民にとって読書のライフラインなのだ。 売り場面積が小さ…

『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』(はあちゅう/著)

人間であることを楽しむってなんだっけ? 本書を読んで、この答えに現在進行形でたどり着けない自分に愕然としている。 本書の中身は、小説と自己啓発を上手く組み合わせた「自己啓発小説」。文章は小説形式なので、「自己啓発本は難しくてちょっと……」とい…

自分で本を開こう

幼少期からいじめにあっていて、人生は暗黒だった。 ちょっと小突くとすぐに泣く私の反応が面白かったのだろう。 男子からのいじめは幼稚園から始まっていた。 今でも、幼稚園ぐらいの男の子を見ると怖くてたまらない。 中学生になると、周囲の男の子は私を…

仕事にガチ恋している話

お父さん、お母さん、私は「本の結び屋」として「書評」に惚れてしまいました!! 「本の結び屋」と聞いても ん? と首を傾げられる方もいらっしゃるでしょう。 この「本の結び屋」とは私が考えた職業で、主に「物語を紡ぎ、物語と人を繋ぐ」ことを目的とし…

1㎜だけ、ていねいな暮らし

ラジオを聴くのが好きだ。最近は、Spotifyやstand.fmでいろんな人のトークが聴ける。 そこで、気づいたんだが、世は「ていねいな暮らし」にあふれている。そうするとトークが「映える」のだ。 こんな風に書くと「お前は『ていねいな暮らし』を批判したいのだ…

『架空の夫と』(7月8日)

架空の夫の作った鶏の照り焼きをたらふく食べてから、二〇一九年 八月号の 『&Premium ひとりの時間は、大切です。』を少しずつ読む。 『&Premium』は毎月興味が惹かれる特集を組んでいる雑誌だ。 この号では、「ひとり時間」についてい著名人にアンケート…

ベストな読書環境

先日、比較的近場にあるブックホテルに姉と二人で一泊してきた。 ブックホテルは初体験だったので「よし! たくさん本を読む時間にするぞ!」と決めていた。 けれど、実際に読書した時間は一時間未満(本は一冊購入)。 じゃあ、それ以外は何してたかって? …

『架空の夫と』2021.07.03

「夏が来たぞ!」と私は、久しぶりに顔を合わせた架空の夫に言った。 別にケンカをしていたわけではない。同じ家に暮らしていても(主に私がふさぎこんでいて)顔を合わさないこともあるのだ。 こんな時は、架空の夫は透明人間に徹してくれる。 そして、私が…

近況報告

お久しぶりのブログ更新です。多分、もう私のことは忘れ去られてるな……と思いながら、こそっと更新にきました。 まず、初めにお伝えしたいことがひとつ。 作家のほしおさなえさん主催の140字小説コンテストの「四月の星々」で、私の書いた140字小説が…