図書館で「なんか面白そうな詩集ないかな~?」と棚を見ていると、
私の浅い知識でも知っている「茨木のり子」さんの詩集が!
白地に、ピンクとパープルの中間色みたいなタイトルの箔押し。
サイズは単行本よりもスリムで細長い。
『わたしが一番きれいだったとき』は、茨木のり子さんの詩で、
好きなものの一つ。
試しに、借りてパラパラと中身を確認したら、多部未華子さんの写真が……。
「おお、女優さんの写真と茨木のり子さんの詩の融合本か」と
新鮮な気持ちで、最初から読み始めると、どの詩も、写真も素晴らしく、
「あー、好きだな、この本」、「買っちゃおうかな」と思い、
ネット検索したら……絶版本だった……(がっくり)。
諦めきれず、近場の本屋に取り寄せできないかと尋ねたが、
答えは「NO」。
普段使ってるネットの古本屋にも在庫がない……。
諦めるべきか? と頭によぎったが、人生なにがあるかわからない。
もしかしたら、ひょっこり入荷されるかもしれないから、
入荷お知らせメールだけは登録しておこう。
そして、数日後、欲しい、欲しい、と強く願っていた思いが届いたのか、
古本屋さんに入荷されたとメールが!!
やったー!! と即ぽちりました。
まだ手元には届いていませんが、わくわくする!
でも、10年前の本でもすぐに絶版になってしまう世の中の流れに、
今回は驚かされた。
「よほど売れていないと、絶版になっちゃうのかな?」と
考えると、本屋で気になった本は、やっぱり買っておいた方が
良いんだな、と。
いつ絶版本になるかわからない世の中。本との一期一会、大切にしていきたいです。