「手帳で夢をかなえる全技術」(高田晃)読了。
内容は著者の経験から発見した手帳術紹介されている。
全てが目新しいわけではないが、その中で特に、私が気づきや参考にしたいと思ったのは以下の三点である。
●行動力をつける「ポイント獲得リフィル」
リフィルとは、システム手帳(リングがついたもの)に挟む紙(月間、週間、自作のものなど)のこと。
本書でいう「手帳」とは、主にシステム手帳を指している。
私もシステム手帳を使い、ほぼ自作リフィルを使っているが、夢をかなえるためのいくつかの行動にポイントを割り振り、「一日の合計が○点になるようにする」とは考えたことがなかった。
夢をかなえるだけではなく、習慣化したいこと(運動、勉強、読書…etc.)を一つの週間の表にして、ポイント制にするのもゲーム感覚で楽しめて、効果がありそうだ。
●常に「一挙両得」を狙う
一つのタスク(行動)で二つ以上の利益を収めよう、と本書では提案している。
「複数のタスク」を同時進行させるわけじゃないので、「二兎追うもの一兎も得ず」にならずにすむ。
例えば、このブログに投稿した内容をニュースレターやメルマガに転用することで「一挙両得」になる。私が書いた内容のものが転用に耐えうるかは、また別の話になるが……。
●「五千円以下の買い物」は迷ったら買う
本屋に立ち寄って、気になった本はあるものの
「何も得るものがない内容だったらどうしよう」と迷ったことはないだろうか。
でも、よく考えたら大体の本は五千円以下。
つまり最大損失も五千円以下
(これは財布事情と相談して、どこまでなら耐えられる損失金額かを決めるといい)。
ずっと悩んで時間を浪費するくらいなら、さっさと買ってしまった方が良い。
以上が、私が本書から得られた気づきである。つい、見落としていたことが結構多いな、と感じた。
夢をかなえる近道は、こうした点を一つずつ修正していくことかもしれない。