みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

【己を】自分への質問【深掘り】


【己を】自分への質問【深掘り】

 

9月にこちらの本の100の質問+αに回答し終えて、「さて、二周目やるか」

と思ったのですが、とあるエッセイを読んでいて気が変わりました。

「これ、ちゃんと考えたいな」という事柄だったので、

長谷川さんの質問をお手本にして、自分なりに深掘りした質問を考え、

回答してみる。

 

この、「本などで気になった点を自分なりに深掘り」→

「自分で質問を考える」→「回答する」→「自分の価値観がはっきりして

 頭すっきり!」という流れはなかなか、爽快です。

 

自分で質問が思いつかない人は、まずは、質問されることに慣れるため、

長谷川さんの本からスタートしてみるといいですね。

 

 

 

無性に「大泣きしたい日」の意味

先週あたり、特大の情緒不安定なのか、疲労なのか、

とにかく「大泣きしそうな日」が続いた。

本当に泣くわけじゃないのですが、「あっ、なんか泣きたい。子供みたいに

わーわー、泣きたい」みたいな時が、なんの予告もなく、たまにやってくる。

 

あれは、一体なんなんだろう? と今更ながらに首を傾げる。

何も悲しい事なんてないのに、何故、泣きたくなるのか。

これは、なにか心や体のサイン(警告)なのか。

 

うつ病に限ったことじゃないけれど、楽しいことをするって案外気力や体力を

消耗する。消耗した分、リターンはでかいのだが(わくわく、ドキドキ、など楽しい

感情が湧いてくる)、私の場合、消耗したHPの回復スピードが

人よりも遅いのだと思う。

 

なのに、また大きなイベント事に挑もうとするから、

体と心が「いやいや、待て待て。あんたのHPは赤ゲージだ!」という

警告してくる。

それが「大泣きしそうな日」なのではないだろうか。

このまま、突っ走ったら心も体も壊れてしまう、と本能がわかってるのかもしれない。

 

今は、休養をとって、のんびり動いているから「大泣きしそうな日」は

来ていないけれど、こまめに自分のHPは確認すべきだな、と。

でも、精神疾患者の難点が「自分のHPが見えない」事なんですよね。

HPのゲージを隠された状態で、毎日を過ごさなくてはいけないので、

「ん? なんかいつもと違う」「もうちょっと頑張れば……行けるか?」

「いや、でも余力残しとかないと危ないかも」と自分の調子を逐一確認しないと、

心のドマイナス期に突入してしまう。

 

今は季節の変わり目だしね。

「もうちょっといけそうだけど……今日はこの辺でやめておくか」ぐらいの

気持ちで行動するといいですね。

よく「限界を自分で決めるな!」とか「限界を決めたら、それ以上伸びなくなる」とか

言われますが、あれは健康な人の話で、精神疾患を抱えている人間がとるべき

行動じゃない。と、個人的に考えています。

 

もちろん、病気が治って元気になったら、挑戦することは良い事です。

でも、私のような心の健康を崩している人間は、まず、確認できない自分のHPゲージを

見えないなりに工夫して、余力を残しておくことを第一優先にした方がいい。

 

「がんばりすぎないことを、意識する」

 

私もまだまだ修行中の身ですが、自分の体と心をよく観察して

がんばりすぎないよう、意識していきます!

 

気持ちの情報化

昨日は、メインチャンネルに瀬尾まいこさんの『夜明けのすべて』について

お話した動画をアップしました。


【本屋大賞】夜明けのすべて【受賞後作品】

 

動画内でも触れていますが、私はうつ病で、PMS気味です。

『夜明けのすべて』では、PMSの女性が主役の一人。

生理前になると些細なことでイライラが爆発し、周りに当たり散らしてしまいます。

ですが、もう一人の主役、パニック障害の山添くんの助けにより、生理前の発作を

軽減することに成功します。

山添くんは、PMSのことに特別詳しいわけではないのですが、相手を観察することで、

「ああ、この人、発作が出るな」とわかり、発作が爆発する前にイライラを

発散させてあげるのです。

 

「私にも山添くんが欲しい!」と思わずにはいられませんでした。

でも、私の周囲には山添くんのように私を観察してくれる人はいないので、

自分で観察することに。

 

先日、サブチャンネルで紹介した持ち運び用のM5手帳に、

感情記録をつけるようにしました。

「いつ」、「どこで」、「何時ごろ」、「感情レベル」、「何をして」

を簡単にメモ。

数日続けていますが、気分が落ち込んで苦しくなっても、

「そうだ、メモとろう」と思い、手帳にどれだけ自分が苦しいのか書いていくと、

自然に「自分を観察する自分」が現れて、冷静に気持ちを情報化してくれます。

書くだけで、すべての苦しみが消えるとは言いませんが、

自分がどんな状態だと発作が起こるのかを把握しておくだけでも、

「また急に発作が起きたらどうしよう……」という余計な不安から解放されます。

また、「この場所とこの時間になると不安の発作が強くなるな」と気づけたら、

しめたものです。

回避方法や、今までとは違うアプローチを考えることができます。

 

うつ病や不安障害になってしまったのは、もう「しょうがないこと」「変えられない事実」と受け入れていますが、私にはあと一歩、「それでも息が吸える工夫をする」

ことが足りていなかったのだなあ。

 

「息が吸える程度に楽に生きる」を目標に、今後は自分のことをちゃんと

観察していこう! と力強く思いました。

習慣のログインボーナス!

最近、体重がやばいことになってきたので、フィットボクシングを

本格的に再開して今日で5日間継続しています。

今までは15分のデイリーモードをプレイしていたけれど、そろそろ慣れて来たかな?

と思い(とぎれとぎれではあるが、続けてはいた)、今日からは25分のデイリーモード

に!!

 

普段から体力がない、体力がないと嘆いていたので、

自分でも思い切った実験だな、と思ったのですが

「ちょっとだけ」頑張れば楽しく、25分間運動できました!!(ビクトリー!!)

 

飽き性な自分としては5日間「も」継続しているのですが、

ここでまた止めてしまっては意味がない。

何事も、丁度良い負荷で継続することが大事。

そこで、私、考えました。

「目の前のぶらさがった人参が必要だ」と。

そんなわけで、用意しました。

 

テッテテーン!! フィットボクシング用のログインボーナス

(なお、全てポケットマネー)!!

 

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【ログインボーナス】

・1日目…現金100円 配布

・2日目…現金100円 配布

・3日目…現金100円 配布

・4日目…本(新品or中古)3冊まで 配布(買っていい)

・5日目…お花 配布(部屋に飾る用を花屋で買ってくる)

・6日目…ティータイム1時間 配布(特別なおやつorお茶を飲食していい)

・7日目…(DVD)レンタル3本まで 配布(1~3日目までに獲得したお金を握りしめ、

 近所のレンタル屋に行ってくる)

 

1ヶ月…ゲーム一本 配布

2ヶ月…映画(映画館・円盤)一本 配布

3カ月…ずっと欲しかった物・体験 配布

 

普段、ソシャゲをしない人には、「ログインボーナスってなによ?」って感じ

ですが、ソシャゲでは、ゲームを連日起動すると1日目はこれ、2日目はこれ、と

ゲームを進めやすくするアイテムやゲーム内で引けるガチャに必要なポイントが

もらえるのです。

大体は、一週間で一巡し、また1日目のログインボーナス(アイテム)が貰える

システムになっており、また、ログイン日数が「30日目」とかになると、

普段のログインボーナスと一緒に、特別なログインボーナスが運営から与えられます。

 

そのシステムをまるっとパクって作ったのが、「習慣のログインボーナス」!

正直、上手くいくかはわからないけれど、モチベーションは上がりました。

今日はログイン5日目だったので、仕事帰りにお花を買ってきました。

1ヶ月くらい引きこもってたから、部屋に花を飾るのもサボっていたわけですが、

久々に花を買って心が上向きに!

 

明日は、特別なおやつとお茶でティータイム1時間だ!

必ずやログイン成功してみせるぞ! おー!

 

自分のことを知り、上手くころがす研究


【音声ブログ】自分のことを知り、上手くころがす研究

 

昨日は、本を一冊読んでいる間は集中して気分も高揚していたけれど、

読み終わると、しばらくして空気が抜けた風船みたく、しなしなっとした気分になる。

これが過集中というやつなのだろうか?

それともたんに、本の中で現実逃避していたから、何も変わっていない

現実に戻ってきて、テンションが下がってしまったのか。

 

「仕事はいつでも辞められる」ということで、今月から職場に復帰することに

したのだけれど、問題点がこの「自分の気分」だ。

朝からテンションが上がらないと、なかなか職場へ行く気にもなれない。

気分をわくわくさせる、それも一時的なものではなく持続的なものを……と

考えるとなかなかに難しい。

最初は、「ちょっとしたお楽しみに朝のお菓子を用意しようか?」と思ったが、

これは食べ終えてしまえば、気分はまた高揚からすぐに下降してしまう。

わくわくは、一日の終わりに用意した方が私には良いのかもしれない。

一日のゴール(ご褒美)を決めて、ニヤニヤしてもいいし、手帳のわくわくリストを

更新しても良い。

 

そう考えると、前日の晩と翌日の朝に「ストレスの発散」も、しといた方がいいかも。

朝晩フィットボクシングで体を動かして健康的に、ストレス解消とか?

朝から日光浴するのもいいし、18時の散歩をしてもいい。

できれば、二ついっぺんに出来る体力があれば嬉しいのだが、

まだそこまで体力が回復していないので、当日の天気や体の調子に合わせて

セレクトした方がいいし、これ以外にもストレス発散方法考えておいた方がいいな。

 

そしてなにより、月3回の休養日(何もしない日)を用意すること。

ひたすら寝たり、ぼーっとしたり、家事も買い物もせず、好きなアニメや映画を

見たり。

そんな心と体の休養日が私には今、必要なのである。

 

自分のことを今以上に知れれば、もっと生きやすくなると信じ、

色々と試してみようと思います!!

 

それでは、今朝のみかづき放送局でした~。

瀬尾まいこ(著)『夜明けのすべて』

 昨日から読み始めて、今日の午前中に読み終わった瀬尾まいこさんの

「夜明けのすべて」。

夜明けのすべて

夜明けのすべて

 

 本屋大賞受賞作品を積み本していますが、帯の『知ってる? 夜明けの直前が、一番暗いって。』というフレーズと、主人公の男女の内、女性の方がPMS月経前症候群

であることから、こちらの本を先に読みました。

 

初、瀬尾まいこ作品でしたが……

うん、面白い!(小並感)

 

物語は、同じ会社に勤めるパニック障害の男性と、PMSの女性の

病気を通じた交流を描いています。注意として、恋愛小説ではありません。

あくまで、戦友みたいな感じ。

 

とにかく、目には見えない病を抱えて、生きづらい二人が、無意識にお互いを

助けようとしているのすごいな、と。家族でも、こうはいかない。

山添くんが、当人である藤沢さんよりも彼女の発作のタイミングのことを

わかっていて、「私も山添くん、欲しい!」と思いましたが、

そんな人身近にいないので、自作リフィル「こころのノート」で

今後はPMSも徹底して自己管理していこうと思いました。

 

題材に興味があったのも加わってか、久々に読む手が止まらない小説でした。

でも、ハラハラして続きが気になる! ってわけではなく、比較的まったりとした

気持ちでするすると引っかかりなく読ませていく感じ。

PMSの藤沢さん、パニック障害の山瀬くんと一緒に、うつ病の私も二人の仲間になって、楽しく物語をすごした二日間でした。

 

単行本の装丁も素敵で、買ってよかったなと思いました!

精神病の私に必要なこと

昨日は仕事を一か所(二か所通ってた)辞めてきました。

休みをもらって、気分が落ち着いてきたな、と思っていたのですが、

復帰の日のことを考えると急に息苦しくなる。

昨日にいたっては、自分でコントロールできないほど

衝動的に死のうとしていました。

 

「仕事に行くよりも死ぬ方が楽だ」

 

そんな気持ちになっていることに気づき、その後は家族に見張って貰ってました。

 

職場に辞める旨を伝えた後、スッキリはしたのですが、

「あーあ、私ってやっぱりダメなんだ」

という感情に苦しめられる。

 

そんな時、こんな本を読んでみました。

 

 

私が発達障害なのかは、まだわからないのですが、

この本にはうつ病についても触れられていて、「休んでいいんだ、というか休め! それが第一優先事項だ!」(意訳)という内容に、とても心が軽くなりました。

この本の中でも触れられていますが、「休養日」(本当に何もしない日)が私には

必要なんだな、と思いました。

仕事も、やろうと思えたときにやればいい。

とにかく、今の私に必要なのは、「休養」と「今日を生きる」こと。