みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

無性に「大泣きしたい日」の意味

先週あたり、特大の情緒不安定なのか、疲労なのか、

とにかく「大泣きしそうな日」が続いた。

本当に泣くわけじゃないのですが、「あっ、なんか泣きたい。子供みたいに

わーわー、泣きたい」みたいな時が、なんの予告もなく、たまにやってくる。

 

あれは、一体なんなんだろう? と今更ながらに首を傾げる。

何も悲しい事なんてないのに、何故、泣きたくなるのか。

これは、なにか心や体のサイン(警告)なのか。

 

うつ病に限ったことじゃないけれど、楽しいことをするって案外気力や体力を

消耗する。消耗した分、リターンはでかいのだが(わくわく、ドキドキ、など楽しい

感情が湧いてくる)、私の場合、消耗したHPの回復スピードが

人よりも遅いのだと思う。

 

なのに、また大きなイベント事に挑もうとするから、

体と心が「いやいや、待て待て。あんたのHPは赤ゲージだ!」という

警告してくる。

それが「大泣きしそうな日」なのではないだろうか。

このまま、突っ走ったら心も体も壊れてしまう、と本能がわかってるのかもしれない。

 

今は、休養をとって、のんびり動いているから「大泣きしそうな日」は

来ていないけれど、こまめに自分のHPは確認すべきだな、と。

でも、精神疾患者の難点が「自分のHPが見えない」事なんですよね。

HPのゲージを隠された状態で、毎日を過ごさなくてはいけないので、

「ん? なんかいつもと違う」「もうちょっと頑張れば……行けるか?」

「いや、でも余力残しとかないと危ないかも」と自分の調子を逐一確認しないと、

心のドマイナス期に突入してしまう。

 

今は季節の変わり目だしね。

「もうちょっといけそうだけど……今日はこの辺でやめておくか」ぐらいの

気持ちで行動するといいですね。

よく「限界を自分で決めるな!」とか「限界を決めたら、それ以上伸びなくなる」とか

言われますが、あれは健康な人の話で、精神疾患を抱えている人間がとるべき

行動じゃない。と、個人的に考えています。

 

もちろん、病気が治って元気になったら、挑戦することは良い事です。

でも、私のような心の健康を崩している人間は、まず、確認できない自分のHPゲージを

見えないなりに工夫して、余力を残しておくことを第一優先にした方がいい。

 

「がんばりすぎないことを、意識する」

 

私もまだまだ修行中の身ですが、自分の体と心をよく観察して

がんばりすぎないよう、意識していきます!