みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

足りないもの

最近、自分の中の「足りないもの」の多さに気づく。

何が足りないのかというと、それは、「人生を充実させる経験」の不足。

私は、うつ病、不安障害、引きこもり(今年になって知ったが、

自分の好きなことの目的での外出は「外出」にカウントされないらしい)なので、

他の人に比べて、圧倒的に人生経験が少ないのである。

 

今までは、傷つくのが怖い、騙されるのが怖い、と内へ内へと引きこもっていたが、

「あれー? 私の人生ってこのままでいいの? 本当に?」と疑問がわく。

これまではそれでよかったけれど、今は「こんなつまらない人生は嫌!」と

強く思うようになった。

だって、私たちは今日も寿命が減っていっているのだ。

まだまだ命の火がある、と誰が言えるのか。

私は三十代だが、何かをスタートさせるのに年齢は関係ないと聞く。

いかに、本気になれるかが重要なんだと思う。

 

それから、私は貯金が趣味なところがあるのだが、このお金で「何をするか」は

決めていない。

ただ、増える数字を見て、何かに安心する日々。

「でも、その目的もなく貯めたお金って死んでいるのでは?」

『いつか必要な時に」と貯金しているけれど、『いつか』っていつだ?

いっぱい物を買えというわけではないが、自分の人生に投資してもいいのではないかと

思っている。

 

それにはまず「今、必要な事・やりたい事」をリスト化する。

偽の必要な事、やりたい事が混ざっていないか吟味しながら

今、私の人生をほんのすこしでも豊かにしてくれることを書いていく。

 

これがなかなか難しい。基本的に、自分に興味がないまま生きてきたので、

「私がやりたいことってなんだ?」と頭を抱えてしまう。

心のロックを外すのに、結構な時間を要しそうだ。