みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

B型支援(作業所)を退所してきた

 ずっと、どこかで「恥ずかしい」と思って言えなかったのだけれど、私はB型支援の作業所(主に障害のある人たちが社会復帰するリハビリの場。基本的に作業は軽作業で、工賃は最低賃金よりも低いが、欠勤や早退、休憩時間などに融通が利く)に通っていました。

 

 タイトルにもありますが、一旦、その作業所を今日で退所してきました。

 その作業所にはほとんど通えていませんでした。

 作業が複雑だったとか、作業所の空気が悪いとかではないのだけれど、どうしても、

朝が来るたびに「ああ、絶望だ」という気持ちになってしまい、体が拒絶する。

 最終的には、ストレスから胃腸炎になったり、体に湿疹が出たりと精神面だけではなく肉体面にも影響が出始めました。

「このままじゃいけない……行かなくちゃ、行かなくちゃ。

 ダメな人間になってしまう」

 そんな他人の視線や評価を気にしては、少しずつ心が押しつぶされていました。

 作業所に所属していたのは二年だったのですが、通った日数は半年にも満たず。

 

「あっ、これはもうダメだ」

 

 過度なストレスと、体力の激しい低下、そして集中力の低下を、

ようやく「今日」気づきました。

 こんな状態で何のために作業所に行くのかわからなくなり、スタッフさんや福祉サービスの人たちと話し合った結果、本日付けで退所、という形をとってもらいました。

 スタッフさんは、「いつでも戻ってきてください。調子が良くて、気が向いた日があれば、作業所に顔を出しに来てください」と優しく処理してくださいました。

 ありがたや。

 

 で、本題は「今後どう過ごしていくか」です。

 このまま全てのものが「底」に落ちるまで、傍観しているか。

 それとも、本格的に生活習慣を見直すか。

 私は今回、後者を選ぶことにしました。

 うつ病と不安障害を患っているので、人がいる外に出るのは今でも怖いです。

 でも、できる事から始めてみます。

 具体的な計画としては、

 

・外が怖い→人が少ない時間帯を選ぶか、家族の出勤に合わせて一緒に

      朝散歩する(まずは短い距離から)。

・ストレス→最低でも7時間、しっかり睡眠をとる。リラックスできる場所を家の中        

      と、外に最低一か所ずつ作る。

・体力低下→フィットボクシングとリングフィットをちょいムズレベルでプレイする

 

ですかね。

 三つとも、何かしら重なる部分があるので、相互効果が出るのでは? と自分の体を使って、実験してみます。

 まずは小さなトライ&エラーを繰り返して、自信をつけていこうという作戦です。

 ブログで経過報告ができればいいな、と今のところ考えていますが、

果たしてどうなるか!? 

 でも、一旦、作業所を退所したことで、驚くほど気持ちが軽くなりました。

 次に作業所に通う時は、「なんのために通うのか」という目的を他人基準ではなく、

自分基準で定められるといいな、と思っています。