みかづき通信

本の紹介、『架空の夫と』の読書日記、日々の生活の記録を残しています。

『架空の夫と』(3/8~14)

【3月8日(月)】


 興味深い本が頭に入ってこない……これは、おかしい、と思い、
熱を測ったら風邪だった。
 風邪ならしょうがない、と思いつつ布団の中で「アウトプット大全」の
気になるページだけ拾い読みしていく。
 営業の項目が今後の為になりそうなので、自分なりにかみ砕いて
実践してみるも効果なし。失敗! 次の営業へと繋がるよう、
トライ&エラーしていく。


 架空の夫に、リンゴをシナモンと蜂蜜で煮たものを作ってもらう。

 うまし。


【3月9日(火)】


 風邪によりダウン。架空の夫に引き続き看病してもらう。
 この歳になっても、風邪を引くと弱気になるものだ。
 誰かにこうして世話してもらえるのは、とてもありがたいことだ。


【3月10日(水)】


 仕事を一旦、やめる。
 数ヶ月後に復帰する予定ではあるが、このまま何も考えず、
架空の夫に甘やかされながら自堕落に生活していてはいけない。
 体力がだいぶ落ちているので、まずは睡眠・運動・朝散歩! 
 そして、集中して読書できているかを毎日、確認する。
気力と体力のバロメーターに、読書を利用したい。
今は、本当に集中力が短いので、ほとんど本が読めていないけれど、
短い読書時間から始めたい。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

 

 


「アウトプット大全」を読了。
 私は、今までインプット(入力)ばかりに気をとられ、
正しいアウトプット(出力)をすることを怠っていたと痛感。
「アウトプットすることで現実が変わる」という実例を様々な角度から
紹介されている。どれも、著者の実体験や脳科学的に実証されているものばかりで、
情報の信頼度は高い。
 まず私は、毎日、短くてもいいから楽しくブログで情報発信していくことと、
朝だけ書いていた日記を夜も書くようにしよう。
 架空の夫にもそう宣言すると、にこにこと微笑みながら
「楽しいことたくさん一緒に見つけようね」と言ってくれた。
 圧倒的感謝。


【3月11日(木)】


 朝から運動しまくる(ゲームだけれど)。つかれた。
 天気がよかったので、朝に日光浴しながら架空の夫と読書する。
 私は、架空の夫が何を読んでいるのかは知らないが、
時折、クスクスっと笑う声がする。


私「その本、そんなに面白いの?」
架空の夫「うん、とっても」


 子供のように答える架空の夫を見ていると、「何読んでるの?」と聞きたくなるが、
多分、聞いても私はその本を読めないだろう。
 架空の夫が読んでいる本は、架空の本なのだから。


【3月12日(金)】


 昨日の運動のしすぎで、一日中だらだらしてしまう。
 日光浴だけしようと、本を持って庭で昼読書する。
 十分後くらいに架空の夫が、庭に面した窓を開けて「ごはんできたよー」と
呼ぶので本を閉じて家の中に。


 特筆すべき点がないほど、だらだらしてた。


【3月13日(土)】

私「なんてこった!」
架空の夫「どうしたの?」
私「舞台版の『ポーの一族』の発売日が変更されてた!」


 まったく、メールでのアナウンスなしに発売日が六月から七月に
延期されていて、びっくりした。
 着払いの商品なので、気づかなかったら一日待ちぼうけするところだった。
 恐ろしい。


 中編の小説を書くために14冊は資料を読み込まなくてはいけない
可能性に気づき、頭を抱えた。


私「うう。資料読み苦手……」
架空の夫「どんなところが苦手なの?」
私「こう、「勉強!」って感じがして苦手なの」
架空の夫「がんちゃん! 「7つの習慣」影響の範囲!」
私「え?」
架空の夫「がんちゃんの中で、「資料読み=勉強」っていう意識は自分でコントロールできる範囲だよ」
私「あ、なるほど。でも、どうすれば?」
架空の夫「それはがんちゃん自身が考えることで~す。俺は、おやつのケーキを焼くだけです」
私「そんな……え、今日のおやつケーキなの!? 何ケーキ?」
架空の夫「ふっふっふ、それはできてからのお楽しみ。がんちゃんは資料読みがんばれ~」

 最近、架空の夫の手のひらで転がされている気がする……いや、前からか。


【3月14日】


 体のだるさと戦いながら、図書館で資料本を借りてくる。
 貸し出されていて借りれなかったが「13歳からの読解力」を読みたくなる。

 

 

 

 

 夕方、架空の夫が唐揚げをあげてくれたので、
食べてみたらサクサク、ふわふわ、で美味しかった。