どうも! 今日も元気にうつ病患者、眼鏡です。
『うつ病患者が、「7つの習慣」にチェレンジしてみた~パラダイムと原則~』
は読んでいただけたでしょうか?
今回も「まんがでわかる7つの習慣」シリーズより、学んだことを、
私なりに落とし込んでみました。
題して『うつ病患者が「7つの習慣」にチェレンジしてみた~第1の習慣~』
です!(またクッソ長いタイトル……)
少しでも、7つの習慣を会得する上で参考になれればいいな、と思っています。
前回同様、今回読んだのは
●まんがでわかる7つの習慣
●まんがでわかる7つの習慣② です。
第1の習慣ということもあってか、②では、三章に分けて「主体的である」ことについて紹介されています(無印では、ページ数の関係上、一章だけ)。
三章も!? と思われるかもしれませんが、皆さん安心してください。
これ、9割「まんが」です。つまり、シリーズもの(短め)のお話が3話分。 そう思うと、とっつきにくさが少しは軽減されるのではないでしょうか?
それでも「多いなあ」と思う方は、一日1話読んでいけばいいのです。
私も一日1話ずつ読んで、内容をかみ砕きながらこのブログの下地となる
メモを書きました。
さて、本題の「主体的である」を私の体験などを交えて、
大まかに3ステップに分けてご紹介します。
今回も長めのブログ記事となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
◆ステップ1 選択の自由
ご存じの方はご存じかもしれませんが、私は少し前までYouTubeで動画投稿をしていました。
YouTubeでは、視聴者が動画をワンクリックで評価するボタンやコメントを書き込むことができる仕様となっています。
私も高評価をいただいたり、コメントを残しもらえれば、嬉しくて嬉しくて
「よし! 次もがんばるぞ!」と活力になっていたので、YouTubeへの投稿するモチベーションを維持するのにこのシステムは有効だといえます。
ですが、それは主体的であればこそ。
人気YouTuberさんの動画を見ていただくとわかりやすいのですが、
どんな素晴らしい動画でも、一定数の低評価や酷評コメントはつくんですよね。 ネットで発信している以上、高評価と低評価。賞賛と酷評はついて回ってくる、いわば宿命的なもの。
私は、主体的でなかったばかりに、この「他人軸の評価」に振り回されていました。少しでも低評価や酷評コメントがつくとすぐに落ち込んで、精神的に追い詰められていました。
それがうつ病に悪く作用してしまったため、YouTubeをやめたのですが、
「主体的であれば回避できたことなのに!」と今になって思います。
しかし、YouTubeをやめて後悔しているか? と聞かれると、「後悔」という気持ちは沸いてきません。
不特定多数の人に情報を発信したくなるときはありますが、それはYouTubeでなくてもできることなので(たとえばこのブログとか)、私にとってYouTubeは、最適な情報発信の場ではなかっただけの話です。
それに、人間なので外からの刺激に反応するのは当たり前のことです。
嫌だな、と思うことは嫌なんです。
でも、「どう反応し、行動する」かは自分で選ぶ自由があります。
7つの習慣では、「ねえ、批判や悪口に対して、すぐに激怒したり、落ち込んだり、自覚なく反応するのはもうやめましょうよ」と提案しています。
刺激と反応の間には、「(どう行動するかの)選択の自由」が存在するのです。
このことを忘れてはいけません。また、自分の人生(行動とその結果)に責任を持つことも忘れずに。
◆ステップ2 習慣を変える
私は感情に支配されやすく、自分に否定的な言葉をすぐ使ってしまいます。
今回の「主体的である」の章を読んで、「この習慣化され定着した性格を変化させたい!」と強く願いました。
まずは、感情に支配された行動です。
これは、行動を支配する力を感情に与えてしまっている状態。
感情や考えがコロコロ変わることは珍しいことではないと思いますが、
行動までコロコロ気分に支配されて変えていたら周りからの信頼が落ちていきます。
うつ病や不安障害を患っている私は、恐ろしいことに、「~する」「~行こう」と思った五分後には「やっぱり、しない」「やっぱり、行かない」と行動がコロコロ気分で変わっています。
7つの習慣では、こういう人は「自分の責任を放棄している」と書かれています。
み、耳が痛い……。
では、どうすれば良いのか? 答えは、本書の中にありました(かゆいところに手が届く)。
ずばり! 「気分を価値観に従わせる」です!
私の読み間違えでなければ、原則=価値観と同義っぽいので、前回決めた、
原則を思い出してみます。
私の原則は「互いの幸せを踏みにじらない」でした。
このことから私の価値観は、「相手の幸せと自分の幸せ」にフォーカスされたものであることがわかります。
今回は、自分だけに関する問題なので、「(周囲が迷惑に思わない程度で)自分が幸せと感じること」に気分を従わせ、行動するということかな。
「7つの習慣」は、原作が分厚いので敬遠していましたが、こういう細かいところは原作の方が詳しく書かれているのかもしれませんね。
原作……挑戦してみようかしら?
失礼、話が脱線しましたね。
感情に支配されることの対策が見えてきました。
私が、感情に支配されることから解放されるには、まず「それは自分が幸せと感じられることなのか?」と一度問いかけてみること。
気分がのらなくても、それが自分にとって幸せなことなら行動してみる。
行動の結果は私がどうこうできるものじゃないかもしれないけれど、
「価値観に気分を従わせた」ことが、ここでは大事なことなので、今日から、
なにか行動に移すときは「価値観に気分を従わせる」ということを忘れずに、
ブレのない行動をとっていきます。
お次は、自分に否定的な言葉を使ってしまう問題。
これは簡単なようでなかなか難しいのですが、「否定的な言葉を使わない」といいそうです。
ネガティブな言葉を使えば、人は本当にその通りネガティブな人間になってしまう……言葉は心強いけれど、使い方を間違えれば恐ろしいことになります。
例えばですが「自分は○○(職業)に向いている!」と思っているなら、
自分を信じ、決してネガティブな言葉でその思いを汚さないこと。
それは、自分を大事にする、ということに通じているのかもしれないと、
本書を読んでいて思いました。
さあ、習慣になっている行動と言葉を今日から変えていこう!
◆ステップ3 自分ができること
まあ、ぶっちゃけて言うと私、身の程知らずというか「自分の実力を勘違いして、影響外(コントロールできない)の物事ばかりにチャレンジしてしまう」タイプです。
新しいことを始めても、自分のコントロールできない範囲の物事に手をつけるので、成功したためしがない。
本書では「向上心の強い人にありがちのこと」と書かれていたので「私……向上心あるんだ……」と驚いたのですが、「うーん、向上心が間違った方に働いているのかあ」とわかり、納得。
「影響外の物事にチャレンジする」とは、バスケ部に入ったばかりの新人が、ドリブルをできるようになった段階で「試合にださせてください!」とか言っちゃうのと同じだそうです。
またしても耳が痛い……。
「コヴィー氏、もっとお手柔らかに!」とか言いたくなっちゃうから、私は成長しないんですね。はい。わかってます。現実受け止めていこう!(泣)
で、現実を受け止める為に「今の自分に何ができるのか?」と「関心の輪、影響の輪」について考えました。
私の場合、関心の輪は「家族、会社、運動、読書、勉強、創作、病気治療について……」。
この中で、「今の自分にできること」=「影響の輪」はなんだろう?
ありきたりかもしれませんが、パッと思いついたのは、
・家族→干渉しすぎるので一人時間をもっと増やす
・会社→まずはB型支援の作業所で週5、1時間勤できるように生活を整える
・運動→フィットネスのゲーム中心にまずは、軽い負荷で楽しむ
・読書→学生時代を思いだし、朝の15分読書をする
・勉強→10分刻みに英語と世界史勉強する
・創作→文章術の本を読みながら、インプットしたことを実践してみる
・病気→質のよい睡眠・適度な運動・朝散歩に取り組む
です。でも、これだとまだ甘いかな、と思っています。
明確な行動なり目標を決めた方が達成率がわかりやすいので、曖昧なところはもうちょっとつめていかないと意識が変わってくれない。
かといって、達成不可能な大目標を掲げるわけにはいかないので、難易度は「ちょいムズ」くらいに設定しよう。
それか大目標→中目標→小目標と細分化していくといい。
まずは、地道に練習と小さな実績の積み重ねあるのみ!
自分の影響力が働く範囲(コントロール可能)は、今はまだまだ狭いのだと自覚することからはじめよっと!
そして、「○○しよう!」「○○を変えていこう!」と決めたことって何度も見返さないと頭からすっぽ抜けていくので、しっかり手帳に書き込んでおきます。
以上が、「まんがでわかる 7つの習慣」「まんがでわかる 7つの習慣②」の「主体的である」を読んで、私が感じたこと、考えたことです。
毎度のことながら記事をアップする前は、「ちゃんと伝えたいこと伝わってるかな?」と不安になります。アップするのをやめてしまおう、と思うこともあります。
だって、「行動しない」ことを選択して「周囲に流されていれば楽」だから。
でも、「それって誰の人生なの?」と頭と心に、もやもやした感情が生まれます。
このもやもやとした「生きづらい、苦しい」という思いから抜け出したくて、
私は「7つの習慣」にたどり着きました。
あゆみは遅いですが、しっかりと自分と向き合って、改革していきます!
今後もブログ記事にお付き合いいただければ嬉しいです。
さて、眼鏡は第1の習慣を会得し、第2の習慣へ進めるのか……?